映画『いただきます』シリーズはどこで観られる?配信・上映会・自主上映の料金まとめ【2026年最新】

「映画『いただきます』を観たいけれど、配信で探しても見つからない」——最初に結論をお伝えします。

ドキュメンタリー映画『いただきます』シリーズは、2026年8月現在、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスでは観られません。 観る方法は、①各地で開かれる自主上映会に行く、②自分で上映会を開く——この2つが基本です(2作目のみ、公式による期間限定のオンライン上映が行われることがあります)。

このシリーズは、『夢みる小学校』のオオタヴィン監督が撮った食育ドキュメンタリー2部作です。1作目『いただきます みそをつくるこどもたち』(2017年)と、2作目『いただきます2 ここは、発酵の楽園』(2020年)があり、どちらも劇場公開のあとは全国の自主上映会で観られ続けています。

なお、熊本の竹箸メーカー・ヤマチクが2025年に制作した短編映画『いただきます』はまったく別の作品です。そちらをお探しの方は、記事の後半(よくある疑問)で紹介しています。

配信・DVDの状況

配信はなく、上映会に行くか自分で開くのが基本で、オンライン上映は期間限定であることを示した図

観る方法 取り扱い
Amazonプライムビデオ なし
Netflix なし
U-NEXT なし
DVD(一般販売) 公式の案内なし
公式オンライン上映 2作目のみ・期間限定で開催されることがある
上映会 あり(全国で継続的に開催・自分で開くことも可能)

※2026年8月時点。配信は今後始まる可能性もあるため、最新の状況は各サービスでご確認ください。2作目のオンライン上映は常設ではなく、開催時に公式サイトやFacebookページで告知されます。

シリーズ2作をひと目で

みそ作りの1作目と発酵の2作目という2作構成を示した図

1作目 2作目
タイトル いただきます みそをつくるこどもたち いただきます2 ここは、発酵の楽園
劇場公開 2017年 2020年1月
上映時間 75分 81分
ナレーション 石田ゆり子 小雪
主な舞台 福岡の保育園(みそ作りと和食給食) 発酵と農をめぐる各地の現場

物語の続きものではないので、どちらから観てもかまいません。給食や園での食育に関心があるなら1作目、発酵食や農に関心があるなら2作目が入り口になります。

この映画はなにを描いているのか

1作目『みそをつくるこどもたち』の舞台は、福岡市の高取保育園です。園児たちが毎月100キロのみそを自分たちで仕込み、玄米とみそ汁を中心にした和食の給食を食べて育つ——その日常を、オオタヴィン監督が四季を通じて記録しました。「食べたもので、からだはつくられる」というシンプルな事実を、説教ではなく子どもたちの生き生きした姿で見せてくれる映画です。

2作目『ここは、発酵の楽園』のテーマは「植物、微生物、ありがとう」。田植えから稲刈り、羽釜での炊飯まで園児が自分たちで行う「畑保育」の保育園や、土と微生物の力を生かした農の現場を訪ね、目に見えない微生物と人の暮らしのつながりを描きます。

監督のオオタヴィンさんは、このあと『夢みる小学校』(2022年)で教育ドキュメンタリーの大ヒットを生みます。あちらを観て「同じ監督の映画をもっと観たい」と、この2部作にたどり着く方も多くいます。当サイトの『夢みる小学校』の記事もあわせてどうぞ。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会

てんぐシネマ倶楽部では、1都3県の自主上映会情報を毎日自動で集めています。『いただきます』シリーズの上映会が見つかっている場合は、以下に表示されます。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会0件(2026年8月24日時点)

いまのところ、1都3県で予定されている上映会は見つかっていません。このリストは毎日自動で更新されるので、 少し時間をおいてまた確認してみてください。

全国の上映会は公式の自主上映スケジュールで確認できます。近くで開かれていないときは、自分で上映会を開くという方法もあります。

このシリーズは全国で年間を通じて上映会が開かれています。1都3県で見つかっていないときも、公式の自主上映スケジュールに全国の予定が載っているので、あわせて確認してみてください。

自分で上映会を開く

「近くで上映していない」「園や学校のみんなで観たい」という場合は、自分が主催者になる道があります。このシリーズは保育園・幼稚園の保護者会や食育サークルが主催するケースが多く、申し込みの仕組みも公式サイトに整っています。

上映料はいくらか

公式サイトで料金が公開されています。どちらの作品も高校生以下は無料という設定が特徴で、親子上映会が開きやすくなっています。

50人までは一律で51人以上は人数に応じて加算され、高校生以下は無料という上映料の仕組みを示した図

主催者 1作目 みそをつくるこどもたち 2作目 ここは、発酵の楽園
個人・サークルなど 50人まで一律30,000円(税込)
51人以上は600円×人数
基本30,000円(税込)〜
来場者1人あたり600円換算
高校生以下 無料 無料
行政主催 100,000円(税別)〜

たとえばチケットを1,200円にすると、上映料30,000円だけなら25人で回収できる計算です。実際には会場費や宣伝費もかかるので、当サイトの収支シミュレーターで全体の収支を確かめてみてください。

『いただきます』の上映料でシミュレーションする

上映料を入れた状態で開きます。会場費やチケット代はあとから変えられます。
50人までは一律30,000円、51人以上は600円×人数という1作目の料金を入れてあります(大人の来場者数で計算してください。高校生以下は無料です)。

申し込みの流れと注意点

申し込みは各作品の公式サイトのフォームから行います。

2作目については、上映素材の条件が公式サイトに明記されています。上映用DVDとバックアップ用DVDが開催の約10日前に届き、再生はDVDプレーヤーが必須(パソコン再生は不可)です。会場の機材を確認しておきましょう。

会場探しから告知、当日の運営までの段取りは、自主上映会の開き方 完全ガイドにまとめています。

作品の基本情報

項目 内容
作品名 いただきます みそをつくるこどもたち(2017年・75分)
いただきます2 ここは、発酵の楽園(2020年・81分)
監督・撮影・編集 オオタヴィン(まほろばスタジオ)
ナレーション 石田ゆり子(1作目)/小雪(2作目)
形式 ドキュメンタリー
同じ監督の作品 夢みる小学校(2022年)

よくある疑問

熊本の短編映画『いただきます』とは違うの?

違う作品です。熊本県南関町の竹箸メーカー・ヤマチクが2025年8月に公開した短編映画『いただきます』(約25分・岡田蓮さん主演)は、「いただきます」という言葉をテーマに家族の絆と熊本の四季を描いた劇映画で、このドキュメンタリー2部作とは制作も内容も別物です。短編のほうをお探しの方は、ヤマチクの公式サイトをご覧ください。英語字幕版がYouTubeで公開されています。

1と2、どちらから観ればいい?

独立した作品なので、どちらからでも観られます。上映会は1作目・2作目それぞれ単独で開かれることが多いので、近くで開かれるほうから観るのが現実的です。

オンラインで観る方法はない?

2作目『ここは、発酵の楽園』は、公式による期間限定の有料オンライン上映が行われることがあります。常設の配信ではないため、開催時期は公式サイトやFacebookページの告知をチェックしてください。1作目については、2026年8月時点で配信・オンライン上映の公式案内は確認できませんでした。

DVDは買える?

一般販売のDVDは、公式サイトでは案内が見当たりません(2026年8月時点)。上映会で使うDVDは主催者向けの貸出素材で、購入とは別のものです。手元に置いて観たい場合も、まずは上映会という形になります。

保育園・学校で上映したい

このシリーズがいちばん多く上映されてきたのが、まさに園や学校です。2作目には学校・保育園主催の料金区分(30,000円・1日2回上映まで)が用意されています。園の発表会や保護者会とあわせた開催例も多いので、公式の案内資料を確認してみてください。

まとめ

玄米ごはんとみそ汁の素朴な食卓を前に、いただきますと手を合わせる小さな手

  • 映画『いただきます』シリーズは動画配信サービスでは観られない(2026年8月時点)
  • 観る方法は「上映会に行く」か「自分で開く」。2作目のみ期間限定の公式オンライン上映が開かれることがある
  • 自分で開く場合の上映料は30,000円〜・高校生以下は無料。親子上映会が開きやすい料金設計
  • 『夢みる小学校』と同じオオタヴィン監督の食育ドキュメンタリー2部作
  • 熊本の短編映画『いただきます』(ヤマチク制作)は別の作品
  • 1都3県の上映会情報はこのページで毎日自動更新

「いただきます」と手を合わせる意味を、子どもたちの姿から思い出させてくれるシリーズです。上映会を探すなら上映会一覧から、開く側に回るなら上映会を開くへ。同じ監督の『夢みる小学校』、子どもの育ちを描いた『ゆめパのじかん』もあわせてどうぞ。

← 読み物一覧に戻る