映画『うまれる』はどこで観られる?配信で出てくる同名作品との違いと、自主上映会の開き方【2026年最新】

「『うまれる』を配信で観たい」と検索して、このページにたどり着いた方へ。最初にお伝えしたいことがあります。

同じ『うまれる』という題名の映画が、2本あります。 配信サービスで見つかるのは、多くの場合もう一方の作品です。

  • 『うまれる』(2010年・豪田トモ監督・104分) — 妊娠・出産・子育てを通して命を見つめたドキュメンタリー。ナレーションはつるの剛士さん。配信はありません
  • 『うまれる』(2021年・田中聡監督・短編) — いじめで娘を失った母親を描いた劇映画。Hulu・U-NEXT・DMM TVなどで配信中

自主上映会で全国3,000か所以上、累計100万人以上が観てきたと公式に案内されているのは前者のドキュメンタリーです。この記事はそちらについてまとめます。

観る方法

配信されている同名作品は別作品で、このドキュメンタリーは上映会・DVD・自分で開くの3つで観られることを示した図

観る方法 『うまれる』(2010年・ドキュメンタリー)
Amazonプライムビデオ なし
Netflix なし
U-NEXT・Hulu・DMM TV なし(配信中の同名作品は2021年の別作品)
DVD あり(公式サイトで販売。図書館向けのライブラリー用も)
上映会 あり(全国で継続的に開催・自分で開くことも可能)

※2026年9月時点。配信状況は変わることがあるため、最新は各サービスでご確認ください。

見分け方はかんたんです。 配信ページで監督名を見てください。豪田トモ(ごうだ・とも)監督なら、探しているドキュメンタリーです。上映時間104分・ナレーションつるの剛士も目印になります。

この映画はなにを描いているのか

一般公募で集まった4組の家族に、カメラが寄り添います。不妊、流産、障害のある子との暮らし、そして出産——それぞれがまったく違う事情を抱えながら、「生まれてくること」に向き合っていきます。

軸になっているのは「赤ちゃんは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶の話です。これを科学的な主張として受け取るかどうかは、観る人によって分かれるところだと思います。ただ、この映画が長く上映され続けているのは、その主張そのものより、4組が自分の身に起きたことをどう引き受けていくかが丁寧に描かれているからです。

2010年11月の公開後、劇場での上映が終わったあとも各地の自主上映会で広がり続けました。子育て支援センター、助産院、学校、自治体の男女共同参画センターなど、行政や施設が主催する会が多いのもこの作品の特徴です。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会

てんぐシネマ倶楽部では、1都3県の自主上映会情報を毎日自動で集めています。『うまれる』の上映会が見つかっている場合は、以下に表示されます。

東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会0件(2026年9月13日時点)

いまのところ、1都3県で予定されている上映会は見つかっていません。このリストは毎日自動で更新されるので、 少し時間をおいてまた確認してみてください。

全国の上映会は公式サイトの上映会スケジュールで確認できます。近くで開かれていないときは、自分で上映会を開くという方法もあります。

1都3県で見つかっていないときも、公式サイトの上映会スケジュールに全国の開催情報が載っています。

DVDで観る

個人で観たい場合は、公式サイトのDVD販売ページから購入できます。図書館・学校・産院向けのライブラリー用DVDも別に用意されており、お近くの図書館に入っていれば借りて観ることもできます。

自分で上映会を開く

「地域のみんなで観たい」「子育て支援の集まりで使いたい」という場合は、自分が主催者になる道があります。この作品は自主上映会が主戦場といっていい映画で、公式サイトによればこれまで3,000か所以上で開かれてきました。申し込み窓口は公式の上映会事務局です。

上映料はいくらか

60名まで30,000円、61名以上は1人500円という上映料の仕組みを示した図

作品 料金
『うまれる』(2010年・104分) 60名まで30,000円。61名以上は500円 × 鑑賞者数
『ずっと、いっしょ。』(2014年・123分) 100名まで60,000円。101名以上は600円 × 鑑賞者数

上映メディアはオンライン・DVD・ブルーレイなどから選べます(ブルーレイと英語字幕版は各+5,000円。バリアフリー版は基本料金内)。連続3日間のレンタルに対応しているので、同じ会場で複数回まわす形にもできます。

オンライン上映もできます。 ミニプランなら60名まで33,000円(61名以上は1人550円)で、視聴者は各自72時間のあいだ何度でも観られます。対面の会場が用意しづらいときの選択肢になります。

会場費なども含めた全体の収支は、当サイトの収支シミュレーターで確かめられます。

申し込みの流れと注意点

公式が案内している進め方は、5〜10名の有志でチームを組むところから始まります。上映方式(会場かオンラインか)と規模を決め、会場を仮予約し、メディアを選び、有料か無料かを決めてから申し込む——という順番です。

  • 申込期限は上映予定日の3週間前まで(オンラインフォームのみ・FAX不可)
  • 上映素材の受け取りは開催の1週間前
  • 上映後3日以内に素材を返却、1週間以内に上映報告書を提出
  • PCでの再生は不可(専用の再生環境が必要)

会場探しから告知、当日の運営までの一般的な段取りは、自主上映会の開き方 完全ガイドにまとめています。

シリーズの他の作品

同じ豪田トモ監督のシリーズとして、以下も自主上映会で上映できます。

作品 公開 上映時間 ナレーション
うまれる 2010年 104分 つるの剛士
ずっと、いっしょ。 2014年 123分 樹木希林
ママをやめてもいいですか!? 2020年 95分 大泉洋
こどもかいぎ 2022年 90分 糸井重里

よくある疑問

配信サイトに『うまれる』がありました。これですか?

監督名をご確認ください。豪田トモ監督なら探しているドキュメンタリーです。田中聡監督の作品は、同名ですが2021年公開の短編劇映画(いじめを題材にしたもの)で、まったく別の作品です。

Amazonプライムでレンタルできると聞きました

Amazonでレンタル配信されている『うまれる』も、2021年の短編のほうです。ドキュメンタリーのほうは配信されていません(2026年9月時点)。

「胎内記憶」の話が苦手なのですが、観られますか?

映画は胎内記憶を主題として掲げていますが、大半の時間は4組の家族の実際の日々に費やされます。不妊や流産、障害のある子との暮らしといった現実の描写が中心なので、そこに関心があれば観る価値のある作品です。上映会では観たあとに感想を話す時間を設ける会も多く、受け止め方の違いも含めて話せる場になっています。

上映会を開くのに資格はいりますか?

いりません。ただし公式は5〜10名のチームでの開催をすすめています。子育て支援団体、園や学校のPTA、自治体の男女共同参画部署などが主催する例が多い作品です。許可まわりの基本は上映許可かんたん診断にまとめています。

まとめ

夕方の公園で並んで座る家族の後ろ姿

  • 『うまれる』は同名の作品が2本ある。配信で見つかるのは2021年の短編(田中聡監督)で、ドキュメンタリー(2010年・豪田トモ監督)は配信なし
  • 見分け方は監督名。豪田トモ・104分・ナレーションつるの剛士が目印
  • 観る方法は「上映会に行く」「DVDを買う(図書館にも)」「自分で開く」の3つ
  • 自分で開く場合は60名まで30,000円。オンライン上映は60名まで33,000円
  • 1都3県の上映会情報はこのページで毎日自動更新

上映会を探すなら上映会一覧から、開く側に回るなら上映会を開くへ。家族をテーマにした作品では『人生フルーツ』、子どもの育ちを描いた『ゆめパのじかん』もあわせてどうぞ。

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