「映画『みんなの学校』を配信で観たい」「AmazonプライムやNetflixにある?」と検索してこのページにたどり着いた方へ、最初に結論をお伝えします。
映画『みんなの学校』は、2026年7月現在、どの動画配信サービスでも観られません。 DVDの一般販売も、公式サイト・配給元では案内されていません。観る方法は、①各地で開かれる上映会に行く、②自分で上映会を開く——この2つが基本です。
公開は2015年。それから10年以上たった今も、この映画は全国の学校・公民館・市民ホールで上映され続けています。教育関係のドキュメンタリーとして、日本でもっとも上映会が開かれてきた作品のひとつです。
なお、学校の口コミを調べる「みんなの学校情報」というウェブサイトがありますが、この映画とはまったく別のものです。映画を探してこのページに来た方は、そのままお読みください。
配信・DVDの状況

| 観る方法 | 取り扱い |
|---|---|
| Amazonプライムビデオ | なし |
| Netflix | なし |
| U-NEXT | なし |
| DVD(一般販売) | 公式の案内なし |
| 上映会 | あり(全国で継続的に開催) |
※2026年7月時点。配信は今後始まる可能性もあるため、最新の状況は各サービスでご確認ください。
この映画はなにを描いているのか
舞台は、大阪市住吉区にある公立の小学校・大空小学校です。特別なカリキュラムを持つ私立ではありません。誰でも通える普通の公立小学校が、「不登校ゼロ」を目指し、発達障害のある子も、感情のコントロールが難しい子も、すべての子どもが同じ教室で学ぶ——その1年間を記録したドキュメンタリーです。

学校に決まりはたったひとつ。「自分がされていやなことは人にしない、言わない」という約束だけです。守れなかった子は「やり直す」。この約束を、子どもも教職員も、保護者も地域の人も、みんなで守っていきます。
引っ張っていくのは、初代校長の木村泰子先生。「すべての子どもに居場所がある学校」をつくるため、教職員だけでなく保護者や地域住民まで巻き込んでいく姿は、「学校は先生だけがつくるものではない」というタイトルの意味をそのまま体現しています。
もともとは関西テレビが放送したテレビドキュメンタリーで、文化庁芸術祭大賞を受賞。反響を受けて106分の劇場版に再編集され、2015年2月に公開されました。以来、教員研修やPTAの集まり、地域の子育て支援の場で、くり返し上映されています。
東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会
てんぐシネマ倶楽部では、1都3県の自主上映会情報を毎日自動で集めています。『みんなの学校』の上映会が見つかっている場合は、以下に表示されます。
東京・埼玉・神奈川・山梨で予定されている上映会0件(2026年9月13日時点)
いまのところ、1都3県で予定されている上映会は見つかっていません。このリストは毎日自動で更新されるので、 少し時間をおいてまた確認してみてください。
全国の上映会は公式サイトの上映会スケジュールで確認できます。近くで開かれていないときは、自分で上映会を開くという方法もあります。
この作品は全国で年間を通じて上映会が開かれており、公式サイトの上映会スケジュールには2026年も各地の予定が掲載されています(東京・千葉・栃木・大阪・京都など)。1都3県で見つかっていないときも、あわせて確認してみてください。
自分で上映会を開く
「近くで上映していない」「学校や地域で観たい」という場合は、自分が主催者になる道があります。この作品はまさにそうやって10年間広がってきた映画で、申し込みの仕組みが整っています。
申し込みの窓口と流れ
窓口は、配給会社の東風(とうふう)上映会係です。公式サイトに案内があり、流れは次のとおりです。

- 公式サイトからご案内資料(PDF)をダウンロードして確認する
- 開催したい日程・会場など必要事項を、メールまたはFAXで事前に確認する
- 申込書を受け取り、記入して返信すると正式受付
上映料はいくらか
『夢みる小学校』(50,000円〜)や『コスタリカの奇跡』(55,000円〜)のように料金表は公開されておらず、案内資料で確認する形です。会場の規模や条件によって変わるため、まず資料を取り寄せるところから始まります。
料金が分かったら、当サイトの収支シミュレーターに入れてみてください。「何人集めれば赤字にならないか」がその場でわかります。会場探しから当日の運営までの段取りは、自主上映会の開き方 完全ガイドにまとめています。
作品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | みんなの学校 |
| 製作 | 2014年/関西テレビ放送 |
| 上映時間 | 106分 |
| 劇場公開 | 2015年2月21日 |
| 監督 | 真鍋俊永 |
| ナレーション | 豊田康雄 |
| 配給 | 東風 |
| 舞台 | 大阪市立大空小学校(大阪市住吉区) |
| 受賞 | 文化庁芸術祭大賞(テレビ版) |
よくある疑問
木村泰子先生は今どうしているの?
映画に登場する木村泰子先生は大空小学校の初代校長で、映画が公開された2015年の春に退任しました。その後は全国で講演を続けながら、『「みんなの学校」が教えてくれたこと』(小学館)をはじめ多くの著書を出しています。映画とあわせて読むと、あの教室の裏側にあった考え方が立体的に見えてきます。
「違和感がある」という感想も見かけますが
インクルーシブ教育(分けない教育)をめぐっては、「理想的だ」という声と、「自分の学校ではこうはいかない」「きれいごとに見える」という声の両方があります。それ自体が、この映画が観た人に本気の議論を起こさせる証拠だと私たちは考えています。上映会の多くは上映後に対話の時間を設けていて、賛否を含めて話せる場になっています。まず観てから考える——それができるのが上映会という形式の良さです。
大空小学校は実在の学校?見学できる?
実在する大阪市立の公立小学校です。ただし現役の学校であり、児童が毎日通っています。見学や視察の可否は学校・大阪市の案内に従ってください。映画で描かれているのは撮影当時(2012〜2013年ごろ)の日々です。
学校の研修で使いたい
教員研修・PTA・教育委員会の集まりで上映されてきた実績が多い作品です。上映には東風への申し込みが必要なので、上記の流れで案内資料を取り寄せてください。学校が主催する場合の条件も資料で確認できます。
そもそも「学校で映画を流すとき、許可はいるの?」という基本ルールが気になる方は、こちらでどうぞ。
まとめ

- 映画『みんなの学校』は配信でもDVDでも観られない(2026年7月時点・公式案内ベース)
- 観る方法は「上映会に行く」か「自分で開く」の2つ
- 自分で開く場合は東風の案内資料を取り寄せるところから(料金は資料で確認)
- 公開から10年たった今も、全国で上映が続いている
- 1都3県の上映会情報はこのページで毎日自動更新
「すべての子どもに居場所がある学校」は、特別な学校ではなく普通の公立小学校でつくられた——だからこの映画は、観た人が「自分の地域でもできるかもしれない」と上映会を開き、10年間バトンがつながってきました。上映会を探すなら上映会一覧から、開く側に回るなら上映会を開くへ。

